シール剥がれ・冷蔵/冷凍トラブルの無料診断

〜素材・糊・環境条件から根本原因を見直します〜

冷蔵ケースでのシール剥がれ診断イメージ

「冷蔵ショーケースに並べたらラベルが浮いてきた」「冷凍惣菜を数週間置いたら端からペリッと剥がれた」「油がついたトレイだけ、なぜかラベルが持たない」──こんな経験はありませんか?

剥がれトラブルが生む見えないコスト

  • 再貼付・貼り直しの手間と人件費
  • 返品・クレーム対応による損失
  • 棚での見栄え悪化によるブランドイメージの毀損

美濃屋加工紙株式会社では、なぜ剥がれるのかを素材・糊・環境条件から逆算して整理する無料診断(ヒアリング〜簡易提案)を行っています。本記事ではよくあるトラブル例、診断時のヒアリング項目、試作〜本番までの進め方をまとめました。

シール剥がれの原因をまとめて棚卸し

被着体・温度・貼付タイミングをヒアリングし、素材と糊のミスマッチを無料で可視化。現物サンプル写真だけでもお気軽にご相談ください。

目次

  1. 1. よくあるシール剥がれ・耐久トラブル
  2. 2. 無料診断時にヒアリングする主な項目
  3. 3. ご相談後の流れ
  4. 4. ご相談フォームでお伺いしたい項目

1. よくあるシール剥がれ・耐久トラブル

冷蔵・冷凍・油分・湿度・印字方式など、多くの要素が絡み合うと一気に剥がれや浮きが発生します。代表的な4つのケースと原因のヒントを整理しました。

冷蔵瓶・ペットボトルで、結露とともに端から浮いてくる

  • 常温で貼り付けた後、冷蔵ショーケースに入れると結露が発生。
  • ラベル端から水が回り込み、徐々に浮いたり折れたりする。

素材(紙 or フィルム)、糊の種類(一般/冷蔵・冷凍対応)、貼り付けタイミング(温度)のいずれか、もしくは組み合わせにミスマッチが起きていることが多いケースです。

冷凍惣菜・冷凍スイーツで、保管中にパリッと剥がれる

  • 冷凍庫に入れたあと、ラベル全体が固くなり、少しの衝撃で剥がれてしまう。
  • PP・PE袋に貼っており、低温+霜立ちした表面になっている。

PP/PEと相性の良い粘着剤になっていなかったり、そもそも常温〜冷蔵用の糊で冷凍環境に対応しきれていないことが原因として考えられます。

油分・水分が付着するトレイやパックで、ラベルが持たない

  • 惣菜トレイ・精肉パックなど油や汁が付きやすい商材で、貼ったラベルがふやけて剥がれる。
  • はがれたラベルがケース内に残り、見栄え・衛生面の問題に発展。

被着体の材質、貼る位置、油や水分の付き方を踏まえて、素材・糊・位置設計をセットで見直す必要があります。

自社プリンタ出力で、インク/トナーがにじむ・消える

  • インクジェットで出力したラベルが水や結露でにじむ。
  • レーザープリンタのトナーがこすれやアルコール拭き取りで剥がれる。

耐久トラブル=剥がれだけでなく、印字方式とラベル素材の相性も重要です。何で出力し、どう扱うのかまで整理すると原因を絞り込みやすくなります。

どのパターンも「貼る対象」「温度・湿度」「データ出力方式」の3点を整理することで、原因を大きく絞り込めます。

2. 無料診断時にヒアリングする主な項目

当社ではシールが剥がれる原因の無料診断を行っています。下記項目を教えていただければ、なぜ剥がれるのか?どうすれば良いのかをご提案いたします。
推奨される素材や糊を使った場合の費用に関しても併せてお伝えいたしますので、現状との比較も簡単に行えます。
お伺いしたい内容をまとめています。

貼る対象(被着体)について

  • ガラス瓶(透明/茶瓶 等)
  • プラスチック(PP/PE/PET/PS 等)
  • 紙箱・クラフト袋、金属トレイ・什器

表面がツルツルかザラザラか、コーティングの有無(マットPP貼りなど)も確認します。

温度帯・保管環境

  • 常温のみ/常温→冷蔵/常温→冷凍/冷蔵→常温(結露あり)など。
  • どれくらいの期間貼りっぱなしになるのか(1〜3日/1〜2週間/1ヶ月以上)。

貼り付けタイミング(何℃の状態で貼るか)

  • 充填・調理直後(中身が温かい状態)。
  • 室温まで冷ましてから。
  • 冷蔵庫・冷凍庫から出した直後(容器が冷えている状態)。

手貼りか自動ラベラーかも含めて、初期接着力に影響する大事なポイントです。

現在お使いの素材・糊・印刷方法

分かる範囲で構いません。

  • 使用しているラベル素材(紙/フィルム 等)。
  • 糊の種類(強粘/再剥離/冷凍対応 等)。
  • 印刷方法(自社インクジェット/レーザー/感熱/熱転写/オフセット 等)。

仕様が分からない場合でも、現物サンプルや写真を見ながら推定できます。

どんな時に「剥がれる」「持たない」と感じるか

  • ショーケースに入れてすぐ/輸送中の振動で/消費期限ギリギリで…などタイミング。
  • 端から少しずつ浮く/全体がパリッと剥がれる/糊だけ残る など剥がれ方。

運用シーンを共有いただくことで、原因特定の精度が一気に高まります。

3. ご相談後の流れ(現状整理 → 試作 → 現場テスト → 本番印刷)

無料診断のヒアリングをもとに、試作〜本番までのステップを伴走します。

STEP1|現状仕様と運用の整理(無料診断)

貼付対象・温度・期間・貼り方を整理。剥がれた写真や容器写真があればより具体的な仮説を立てられます。

STEP2|素材・糊の組み合わせ案をご提案

紙/フィルム/PET、常温用/冷蔵冷凍用/PP・PE向け高粘着など複数案を比較し、なぜ今の仕様だと剥がれるのかを言語化します。この段階で費用面もお伝えいたします。

STEP3|試作ラベルでの現場テスト

もし試作ラベルのテストをさせていただける場合は、ご提案した内容を小ロットで作成し御社の環境でテストをしていただきます。

STEP4|本番印刷・仕様の標準化

問題がなければ仕様書化し、本番ロットへ。以降は同じトラブルが再発しないよう社内で共有できる形に整えます。

4. ご相談フォームでお伺いしたい項目(イメージ)

フォームに下記を記入いただくと、診断がスムーズです。御社のフォーム仕様に合わせて取捨選択してください。

  • 会社名・部署名/ご担当者名/ご連絡先
  • ラベルを貼っている商品・用途(例:冷蔵ドレッシング/冷凍惣菜/常温お菓子/トレイ管理ラベル)
  • 貼り付け対象(ガラス瓶/PP容器/PE袋/金属トレイ/紙箱 など)
  • 使用環境・温度帯(常温のみ/常温→冷蔵/常温→冷凍/冷蔵→常温 など)
  • 貼り付けタイミング(充填直後/冷ましてから/冷蔵・冷凍後 など)
  • 現在発生しているトラブル内容とタイミング
  • 現在お使いのラベル仕様(素材・糊・サイズ・印刷方法 等)
  • 希望する改善イメージ(剥がれない/再剥離したい/自社プリンタ前提にしたい 等)
  • 現物写真の添付(任意:貼付状態・剥がれ方・容器・ショーケースなど)

剥がれトラブルは「たまたま」ではなく仕様と環境のミスマッチ

一度現状を整理し、素材・糊・貼り方をセットで見直すことで、長期的には手間もコストも削減できます。どこから手を付けていいか分からない段階からでも構いません。お気軽に状況をお聞かせください。

同じトラブルを繰り返している場合は、「たまたま剥がれた」のではなく、仕様と環境が根本的に合っていない可能性があります。まずは今起きていることをそのまま共有いただくところから、一緒に整理していきましょう。

🧊 シール剥がれ・冷蔵/冷凍トラブルをご相談ください

冷蔵・冷凍・結露・油分・アルコール拭き取りなど、現場特有の条件を踏まえた素材/糊テストを実施します。
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