シールが剥がれる悩み解決!冷蔵瓶にも貼れる耐久ラベル術

〜Yupo素材×強粘糊×ラミネート加工で結露・温度変化に完全対応〜

剥がれない耐久シールの冷蔵瓶への貼付イメージ

シールを自作で制作して、オリジナルのラベルでブランドを演出したい──そんな方ほど、冷蔵瓶に貼ったシールがいつの間にか剥がれてしまい、「せっかくのオリジナルブランドが台無し」「お客様からも"剥がれてますよ"と相談を受ける」というお悩みを抱えがちです。


末端のお客様が手に取る最後の瞬間まで、シールによるブランディングを大切にしたいのに、ラベルひとつで印象を損ねるのは避けたいところ。


本記事では、冷蔵→常温、結露や汗にも負けない"耐久ラベル術"をステップごとに解説。Yupo素材+強粘糊という最強コンビから、貼付前の下準備、ラミネート加工まで、500枚から試せる実践的ノウハウをお届けします。これを読めば、もう"剥がれるシール"に悩まされることはありません!

剥がれないシールの無料サンプル・相談

冷蔵・結露環境での耐久性を実際に確認できるサンプルをご提供。Yupo素材×強粘糊の威力を体感してください。

目次

冷蔵・常温・結露環境でシールが剥がれる原因|シール剥がれる理由

冷蔵庫から出して常温に戻すと、3つの理由でシールの接着力が低下し、剥がれやすくなります。

1

結露による水膜の形成

温度差でビン表面に水滴が発生。水が糊と被着体の間に入り込み、接着面の化学的結合や分子間力を一時的に失わせます。

2

粘着剤の水分吸収・収縮

多くのアクリル系粘着剤は水分を吸うと軟化し、乾燥時に収縮応力が働くことで、貼り付け面からはじき出される形で剥がれます。

3

貼付面の汚れ・油分

脱脂不足や微量の油膜が残ると、糊が均一に広がらず、シール全体の接着強度が低下します。

これらを防ぐには、後述する「耐水素材」「高粘着糊」「下準備」が欠かせません。

ポイント①:剥がれないシール作りの2大ポイント|耐水ラベル×強粘シール

強度の高い糊を選ぶ(シール強粘糊/トイシ用糊)

シールには糊が貼られており、普通糊/強粘糊/トイシ用糊...など様々な種類があります。冷蔵用途でも剥がれないシールを制作するには「強粘糊」以上の選択が推奨されます。

普通糊 vs 強粘糊 vs トイシ用糊

普通糊
屋内常温環境
トイシ用糊
冷凍環境にも対応
−20℃〜+60℃の温度サイクル下でも接着力を維持

ポイント②:耐水性に優れたYupo系素材を使う(Yupo素材/耐水シール)

シールには糊だけではなく実際にインキが塗られる用紙の種類もたくさんあります。一般的に使われるもの、冷蔵環境/冷凍環境で使われるものでは使うべき種類が全く異なります。

Yupo(合成紙)の特性

スーパーキャスト紙(ミラーコート紙)
• 一般的な用途で使用される
• 光沢に優位
• 結露下では弱い
• コストは安価
PETフィルム
• 最高耐水性
• 透明性に優れる
• コスト高

結論

「Yupo × 強粘糊」がコストと耐久性の最適解。小ロット500枚からお試し可能です。

実例紹介:お客様ケーススタディ例|耐久ラベル実例

地方米粉パンを使ったベーグル屋さん

お客様:
ベーグル専門店様
課題:
オリジナルブランド商品として飲料を販売。自作されたシールラベルが冷蔵環境で剥がれてしまう
対策:
「普通紙+普通糊」での印刷をYupo合成紙+強粘糊を採用し変更
結果:
オリジナルブランドのシールラベルが剥がれることがなくなり、お客様の評価UPに繋がる

シール刷新前

  • 普通紙+普通糊
  • 結露で波打ち
  • 50~70%以上が剥がれ
  • ブランドイメージ低下

シール刷新後

  • Yupo+強粘糊
  • 結露にも安定
  • 剥がれ率0%
  • ブランドイメージ向上、リピートにも繋がる
「これまで配送後のクレームが月に数件ありましたが、改修後は完全にゼロになりました。シールラベルは商品ブランディングにとって大切なので、このシール刷新は良かったと思います。」 - ベーグルオーナー様

用紙と糊についてもう少し解説!|シール発注担当者様にお伝えしたいこと

知っておくべきシール用の粘着剤は大きく4タイプ。それぞれの特徴とコスト感を把握して、用途に合った糊選びをお願いいたします!個別お問い合わせでは最適な種類を選択いたします。

粘着剤タイプ 特徴 適用温度 コスト感 用途
普通糊
(汎用アクリル系)
標準的な接着力 0℃〜40℃ 基準価格 短期・屋内向け
強粘糊
(高粘度アクリル系)
高い接着力・結露耐性 -10℃〜50℃ +5〜10円/枚 結露・振動耐性
トイシ用糊
(耐凍結粘着剤)
極温度サイクル対応 -20℃〜60℃ +10〜15円/枚 冷凍食品ラベル対応
再剥離糊 貼り直し可能 5℃〜35℃ +3〜8円/枚 糊残り少・テンポラリー用

発注時のポイント

発注時は「用途温度帯」「粘着剤グレード」を見積依頼に明示するとベターです。
例:「冷蔵ボトル用、結露環境対応、強粘糊希望」

綺麗なシールを保つために!ラミネート加工で耐久性UP

お客様がシールラベルが貼ってある商品を触るケースはよくあります。シールラベルに触れる回数が多くなればなるほど、シールやラベルは段々と傷ついていきます。傷が付いてしまうと商品ブランディングにも影響してしまうため、シールの劣化等を防ぐこともできます。

業務用ラミネート

  • 完全防水・高膜圧
  • 耐用年数延長
  • プロ仕上がり

コスト:+5〜10円/枚

ラミネートなし仕上げ

  • 触れた回数だけ用紙が傷つく
  • 光沢なし
  • 低コスト

コスト:+1〜3円/枚

用途・コストに合わせて「本格加工」か「簡易DIY」を選びましょう。

よくある質問(FAQ)|シール剥がれないQ&A

Q1. 糊の強度を上げるほどコストは高くなる?

A1:強度の高い糊は普通糊より数円〜十数円/枚アップします。コストを抑えるために用途を正確に決めることが大事です。まずは小ロットでサンプル検証をおすすめします。

Q2. 冷凍庫でも剥がれない?

A3:Yupo+トイシ用糊で−20℃〜+60℃環境に対応可能です。冷凍ハムや冷凍食品の多くに採用されています。

Q3. 500枚からでも本格的な耐久シールは作れる?

A4:はい、当社では500枚から同品質でご提供可能です。小ロットでもYupo素材×強粘糊×ラミネート加工すべて対応いたします。

Q4. 貼付前の下準備はどうすれば?

A5:①アルコール系の液体で吹き上げる ②なるべく乾燥させる ③プライマー塗布(必要に応じて)の3ステップがおすすめです。①と②を行うだけでもかなり変わります。

まとめ:剥がれないシールで確実なブランディングを

  • 原因把握:結露・温度変化・貼付面汚れが主要因
  • 最適解決:Yupo素材×強粘糊×ラミネート加工
  • 実証済み:お客様事例で剥がれ率0%を達成
  • 小ロット対応:500枚から本格仕様で試験可能

冷蔵・結露環境での剥がれない耐久シールは、もはや特別な技術ではなく、適切な素材選択と施工で確実に実現できます。ブランドイメージを最後まで守り抜く"真の耐久ラベル"で、お客様の信頼と満足を勝ち取ってください。

剥がれない耐久シールをお試しください

Yupo素材×強粘糊×ラミネート加工で結露・温度変化に完全対応。
冷蔵瓶のブランディングを最後まで守り抜く耐久ラベルを500枚から製作いたします。
👉 美濃屋加工紙株式会社
📞 電話番号:0532-53-0238
まずは無料サンプルで耐久性をご確認ください。

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