和紙の瓶ラベル制作事例|青色と箔押しで仕上げたギーのラベル

お客様とデザインを作り、和紙コットンの正面ラベルと裏面ラベルを製作しました。

和紙の質感と青・金の対比を生かした瓶ラベル

東京都日野市の有限会社サンステム様が販売するギー「然」のラベルです。写真は実際の販売商品で、当社はガラス瓶の正面ラベルと裏面ラベルの両方を製作しました。

お客様からいただいたロゴのイメージやPDFを基に、デザインを一緒に確認しながら印刷用データを作成しました。正面ラベルには和紙コットンを使用し、濃い青の背景に白抜きの文字を配置。ロゴや麦の図柄などには金箔押しを施しています。

お客様のイメージを、印刷用データに

お客様から写真やPDFで受け取ったロゴと麦の図柄を、当社でIllustratorの印刷用データに起こしました。確認を重ねながら、文字の大きさや配置を調整しています。

濃い青の背景にある白い文字は、白インキを重ねるのではなく、青を印刷しない「白抜き」です。この仕様では8pt未満の文字が潰れることが分かっていたため、白抜きの文字を8pt以上にし、デザイン全体のバランスを見ながら配置を整えました。

斜め上から見たギー「然」の瓶2本と、共同で調整した正面ラベルのデザイン
完成品を並べた写真。ロゴと麦の配置は、お客様からいただいた資料を基に調整しました。

和紙コットンの表情に、金箔押しを重ねる

お客様は弊社の和紙ラベルの制作事例をご覧になり、紙の凹凸や印刷の濃淡が感じられる仕上がりを希望されていました。品質が安定していることを把握していた和紙コットンを最初からご提案し、正面ラベルに採用いただきました。

金箔押しにする部分もお客様と一緒に検討しました。左右に配置した2本の縦線、上部のロゴと「mannaca」の文字、上部の弧状の線、麦の図柄に金箔を使用しています。中央の大きな白い文字は箔押しではありません。落ち着いた青色と金箔の光沢を対比させ、和紙の風合いも残しました。

和紙コットンの質感と、ロゴ・円弧・麦・左右の縦線に施した金箔押しの拡大
近くで見ると、青い印刷面に和紙の凹凸が残り、金箔の部分だけ光沢があることが分かります。

瓶の曲面に合わせた形と、再剥離糊

瓶は下側に向かって広がる形です。長方形のラベルをそのまま貼ると、正面から見たときに水平に見えにくくなります。そこで、台形をベースに上下の幅と辺の曲線を調整し、瓶に貼った状態で自然に見える形にしました。

ラベルは手貼り用のシートカットで納品しました。

瓶を再利用する可能性があるため、正面ラベルには再剥離糊を選びました。ただし、実際の剥がれ方や糊残りは瓶の表面・貼付期間によって変わるため、再利用を前提とする場合は現物での確認が必要です。

左斜めから見た、下側に広がる瓶と形状を合わせた正面ラベル 右斜めから見た瓶の曲面と正面・裏面ラベルの位置関係
左右の側面。下側へ広がる瓶に合わせ、正面ラベルの幅と曲線を調整しています。

商品情報を載せる裏面ラベルも製作

商品情報を記載する裏面ラベルも当社で製作しました。今回はイベントでの販売に向けたご依頼で、限られた日程の中でデザインの調整から印刷まで進めました。

納品後には、イベントで多くの方がラベルを褒めてくださったと、お客様からご報告いただきました。

ギー「然」の瓶2本の裏面に貼られた商品情報ラベル
商品情報を記載した裏面ラベル。正面ラベルと合わせて当社で製作しました。

和紙の瓶ラベルの製作仕様

商品・用途ギー「然」のガラス瓶用ラベル
製作範囲正面ラベルと裏面ラベル
デザインお客様の資料を基に、当社が印刷用データを作成・調整
正面の素材和紙コットン
正面の糊再剥離糊
形状下側が広がる瓶に合わせ、上下の幅と辺の曲線を調整した形状
箔押しお客様と範囲を検討。左右の縦線、上部ロゴと「mannaca」の文字、弧状の線、麦の図柄に金箔押し
仕上げ・貼付手貼り用シートカット
商品の保存条件開封前は常温、開封後は冷蔵
ラベルの注意点和紙の質感を優先した仕様のため、水濡れや結露が続くと剥がれる可能性あり

この瓶ラベルについての質問

写真やPDFから瓶ラベルの印刷用データを作れますか?
お客様から受け取ったロゴのイメージや写真、PDFを基に、当社がIllustratorの印刷用データを作成しました。対応範囲や費用は資料を確認してご案内します。
和紙の瓶ラベルにも箔押しを使えますか?
和紙コットンの正面ラベルに金箔押しを施しています。箔押しする部分はお客様と一緒に検討し、左右に配置した縦線、上部のロゴと「mannaca」の文字、弧状の線、麦の図柄に決めました。中央の白い商品名は箔押しではありません。
再剥離糊なら瓶から必ずきれいに剥がせますか?
瓶を再利用する可能性を考えて再剥離糊を選びました。ただし、瓶の表面や貼付期間によって剥がれ方は変わるため、実際の瓶での確認が必要です。また和紙は水濡れや結露が続くと剥がれる可能性があります。

似た仕様で相談するときの確認項目

瓶の写真または現物、ロゴやデザインの参考資料、保管温度、瓶を再利用するかどうか、箔押ししたい部分、必要枚数をお知らせください。素材や糊が未定でも相談できます。

この記事を書いた人

永谷 育己

永谷 育己

営業責任者 兼 品質管理責任者

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ラベルの素材選定や印刷仕様、製作事例についてお伝えしています。

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瓶の写真や保存条件、デザインの参考資料があればお送りください。和紙・箔押し・再剥離糊の希望を伺い、仕様を検討します。

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