液体窒素・超低温フリーザー向け管理ラベル

極低温環境対応ラベル・シール

液体窒素、超低温フリーザー、ドライアイス保管など、医療検査・研究・医薬品管理の極低温環境でシールが剥がれる、試験管やバイアルから浮く、常温へ戻した時に外れる。そんな現場条件に合わせて、素材・粘着・サイズを選定します。

  • -196℃液体窒素保存
  • -80℃超低温フリーザー
  • 曲面試験管・バイアル
  • 1〜2色管理表示向け

WHAT WE SOLVE

医療・研究の極低温環境で、識別情報を残すラベルです

同じ低温環境でも、常温で貼ってから冷やすのか、冷えた容器へ貼るのか、液体窒素まで下がるのかで必要なラベルは変わります。美濃屋加工紙では、保管温度だけでなく貼付時の温度、容器径、表示内容まで確認して、医療検査・研究サンプルの管理に使いやすい仕様へ落とし込みます。

  • 液体窒素、超低温フリーザー、ドライアイス保管を分けて確認
  • 試験管・バイアル・アンプルなど小径容器の浮きを考慮
  • 訂正シール、管理番号、バーコード、記入欄を黒1色・2色で設計
超低温フリーザー内で管理される試験管とバイアル用ラベル
超低温フリーザーでの保管管理
医薬品バイアルと試験管に貼るバーコード管理ラベル
バイアル・試験管の識別表示

LOW TEMPERATURE FAILURE

極低温環境でシールが剥がれる原因に合わせて設計

極低温での粘着剤の硬化、温度サイクル、小径容器の反発など、使用条件を分けて確認します。

極低温で糊が効かない

保管温度だけでなく、ラベルを貼る時の温度と、貼付後に液体窒素・-80℃帯まで下げるかを確認します。

温度変化で端部が浮く

極低温と常温を繰り返す運用では、基材と粘着剤の温度変化への耐性が必要です。

試験管の曲面から戻る

細い試験管やバイアル瓶では、容器径に対してラベルを大きくしすぎないことも重要です。

結露・霜面に貼っている

濡れた面への後貼りと、常温で貼ってから冷却する運用では必要な仕様が異なります。

PERFORMANCE

液体窒素から常温までの温度変化に対応

極低温での保存だけでなく、取り出して常温へ戻す温度変化まで想定した素材です。医療検査・研究・医薬品管理の工程で、容器の識別情報を保つ用途に向いています。

表面基材
白・マットのポリエステルフィルム 50μm
粘着
長期管理を想定した永久接着タイプ
貼付対象
ガラス製アンプル瓶、バイアル瓶、試験管など
印字候補
溶融型熱転写方式。印字方式は事前確認が必要
液体窒素環境で取り扱う極低温環境対応ラベル付きバイアル

素材メーカー公表試験

液体窒素浸漬後も浮き・剥がれなし

-196℃・20分23℃・40分
温度サイクル評価
1回浮き・剥がれなし
3回浮き・剥がれなし

18mm径のガラスアンプル瓶での実測結果です。性能を保証するものではなく、実使用条件での事前テストが必要です。

USE CASE

極低温環境対応ラベルが向いている用途

医療・研究・医薬品管理で、細かな管理情報を確実に読ませる小型の業務用ラベルを中心にご提案します。
01

試験管・バイアル・アンプル瓶

検体番号、患者ID、採取日、保管条件などを小径容器へ貼る管理表示ラベル。

02

試薬・酵素・研究用サンプル

液体窒素や超低温フリーザーで保管する試薬、酵素、研究用サンプルの識別。

03

医薬品・検査検体の管理

低温保存と常温での取り扱いを繰り返す容器の品名、ロット、期限表示。

04

低温環境用の訂正シール

既存ラベルの表示変更や差し替え。元ラベルと貼付温度に合わせてテストします。

VISUAL GUIDE

極低温環境で想定するラベルの使い方

液体窒素、超低温フリーザー、バイアル、試験管など、実際の保管・取り扱いに近い場面から、必要なサイズ感と表示情報を具体化できます。
液体窒素容器から取り出す極低温環境対応ラベル付きバイアル
液体窒素

-196℃の極低温保管

液体窒素保管では、保管温度だけでなく取り出し後の常温戻り、容器表面、貼付タイミングまで確認します。

超低温フリーザー内で管理する試験管ラベル
超低温フリーザー

-80℃帯の凍結保存

フリーザー内での長期保管では、棚卸し時に読みやすい識別番号、バーコード、ラベルサイズの設計が重要です。

医薬品バイアルと試験管に貼るバーコード管理ラベル
バイアル・試験管

小径容器の曲面貼り

試験管やバイアルでは、容器径に対して大きすぎない幅・高さ・角丸で端部の浮きを抑えます。

超低温環境から取り出す管理ラベル付き容器
取り出し作業

温度変化後も読める表示

常温へ戻した時の浮きや剥がれ、バーコードの可読性まで、実際の取り扱いに合わせて確認します。

黒1色とバーコードを中心にしたバイアル・試験管の管理ラベル

PRINT SPECIFICATION

黒1色・2色程度の管理表示を推奨

商品パッケージの意匠よりも、極低温下で管理情報を保持する用途に適しています。当社では黒1色を基本に、識別色や注意色を加えた2色程度までを推奨します。

  • 文字、番号、バーコード、記入欄を見やすく配置
  • 黒1色、または黒+注意色の2色程度
  • 小径容器に合わせてラベル幅と角丸を調整
  • 現場での可変印字は印字方式とリボンを確認

4色フルカラーを前提とする用途には向きません。色再現や意匠性が必要な場合は、使用温度を確認したうえで別素材をご案内します。

ROLE SEPARATION

食品用ではなく、医療・研究・業務用の極低温管理ラベルです

判断項目極低温・低温環境対応ラベル冷凍・冷蔵食品ラベル
主な環境液体窒素、超低温フリーザー、ドライアイス冷凍庫、冷蔵庫、結露する食品包材
主な用途試験管、検体、試薬、訂正・管理表示食品パッケージ、商品表示、ブランド訴求
印刷黒1色〜2色程度を推奨フルカラー、特色、ラミネートにも対応
選ぶページこのページ冷凍・冷蔵食品ラベルを見る

BEFORE ESTIMATE

見積もり前に確認する6つの条件

すべて決まっていなくても構いません。分かる条件から候補仕様とテスト方法を整理します。
  1. 01

    最低保管温度

    -80℃、-196℃、ドライアイス環境など

  2. 02

    貼付時の温度

    常温で貼るか、冷えた容器へ貼るか

  3. 03

    容器の材質

    ガラス、樹脂、既存ラベルの上など

  4. 04

    容器径とサイズ

    試験管径、貼付可能な幅と高さ

  5. 05

    表示・印字内容

    固定文字、バーコード、可変情報、記入欄

  6. 06

    温度サイクル

    取り出し回数、常温での使用時間

FLOW

低温環境対応ラベルの制作手順

  1. 01

    使用条件を確認

    温度、容器、貼付タイミング、サイズ、印刷内容を確認します。

  2. 02

    素材と印刷仕様を提案

    白マットフィルム、粘着、色数、角丸、可変印字方法を整理します。

  3. 03

    サンプル・貼付テスト

    実際の容器と運用に近い条件で、浮き、剥がれ、可読性を確認します。

  4. 04

    印刷・検品・納品

    管理表示を検品し、シート、1枚カット、ロールなど運用に合わせて納品します。

FAQ

極低温・低温環境対応シールのよくある質問

液体窒素や超低温フリーザーでも剥がれにくいですか?

液体窒素-196℃、超低温フリーザー-80℃、ドライアイス-79℃での凍結保存に対応する素材を使用できます。ただし実使用前のテストが必要です。

低温と常温を繰り返しても使えますか?

極低温と常温の繰り返し温度変化に対応する素材です。保管時間、温度サイクル、貼付対象を確認します。

試験管やバイアル瓶の曲面にも貼れますか?

曲面追従性があり、小径容器にも使用できます。容器径とラベルサイズから形状を決めます。

4色フルカラーで印刷できますか?

黒1色または2色程度の管理表示を基本としてご提案します。高い意匠性が必要な場合は別素材を検討します。

低温環境で使う訂正シールも作れますか?

作成可能です。訂正先の表面、元ラベルの材質、貼付温度、保管温度を確認してテストします。

食品用の冷凍ラベルとは違いますか?

このページは医療検査、研究サンプル、試薬、バイアル、試験管などの極低温管理表示を主な対象にしています。食品パッケージでフルカラーや結露面貼付が必要な場合は、冷凍・冷蔵食品ラベル向けの素材をご案内します。

CONDITION FIRST

温度と容器が分かれば、仕様未定でも相談できます

最低温度、貼付対象、ラベルサイズ、必要枚数をお知らせください。極低温環境対応ラベルが必要か、一般の冷凍・冷蔵向け素材で足りるかも含めて整理します。
お問い合わせ